なんてゆーかカオスです。
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実は『ワルキューレ』は、楽劇『ニーベリングの指輪』(ロード・オブ・ザ・リングの元ネタらしい)の一部分なんです。『ニーベリングの指輪』は、ワーグナーが北欧神話などを下敷きにして物語を構成し、自ら作詞・作曲した壮大な舞台作品。
全体は、
序夜:『ラインの黄金』
第一日:『ワルキューレ』
第二日:『ジークフリート』
第三日:『神々の黄昏』
の4作となっております。
本来は4日連続で上演するものらしいけど、実際はかなり間をあけてやっているようです。
ちなみに『ジークフリート』は来年の頭らしい。
せっかくなので、私なりにあらすじを書いてみる。
『ラインの黄金』の話は分からないけど、指輪を奪い合う話だと思われる。
<第一幕>
豪族フンディングの館に、戦いで疲れきったジークムントが偶然転がり込む。
フンディングの妻ジークリンデは立ち去ろうとする男を引き止め、休ませる。
ジークムントは父とはぐれて森をさまよい、無理に結婚させられそうになっていたある娘の家族を勝手に皆殺しにしたために、その一族に追われているらしい。
実はフンディングはその一族であり、彼は帰宅したのちに、ジークムントこそ仕留めそこなった男であることを知る。そして妻にこっそり眠り薬を飲まされ、翌朝の決闘を宣言して寝室に入る。
ジークリンデとジークムントが語り合ううちに、二人は生き別れになった双子の兄弟であることが判明。
ジークムントは父(ヴォータン)の残した霊剣ノートゥングをトネリコの幹からみごとに引き抜く。
二人は恋に落ちて逃走。
<第二幕>
主神ヴォータンはワルキューレ(戦乙女)のひとりブリュンヒルデに、フンディングとの決闘でジークムントに勝利をもたらせと命じる。
しかし、正妻で婚姻の神フリッカが現れて、兄弟の近親相姦や「自由な英雄」(ジークムント)に指輪を奪還させようとする夫の計画、夫の不実を猛烈に批判する。
結局、フリッカ様には頭の上がらないヴォータンは命令を撤回し、ジークムントを殺すようにブリュンヒルデに命令。
ところが、ジークムントの妹に対する愛の強さに感動したブリュンヒルデは、二人を守り抜くことを決意する。しかし、ヴォータンの介入によってジークムント死亡。
<第三幕>
ワルキューレたち(つまるところヴォータンの不倫の結果)が集合しているところへ、ブリュンヒルデとジークリンデが逃げてくる。ジークリンデはいっそ自分を殺してくれと頼むが、お腹に子(ジークフリート)が宿っていることを知って、生き延びる決心をする。
ブリュンヒルデを追ってきたヴォータンは、命令に背いた罰として彼女を眠りに封じ込めることにし、彼女の目を覚まさせる男の妻になるよう命ずる。そんな屈辱は嫌なので、ブリュンヒルデは自分の真意を父に話して分かってもらおうとする。そしてヴォータンは娘の願いを聞き入れ、父たる神よりも自由な男(ジークフリート)だけが彼女の眠りを覚ますことが出来るよう、岩山を燃えさかる炎で囲む。
ところで、なんといっても舞台(装置)がかなり斬新でした

いわゆるオペラっぽいコテコテな感じではなく、むしろ現代の演劇っぽい舞台。
第一幕:巨大な椅子とテーブル。天井からは巨大な赤い矢印。
たとえば椅子の座るところが人の頭くらいの高さで、とにかくスケールがでかい。
いつの間にか床から緑の矢印がにょきにょき生えてくる。しかも伸びてる。
第二幕:舞台の奥のほうに巨大な箱が斜めに突き出ている。そこから人が出てくる。
左のほうに映写機。
映写機等が左に引っ込んで、天井からは赤い矢印が3本。
第三幕:まるで病院のよう。赤いサイレンがたくさんついた白い部屋。
この部屋が奥に引っ込んで、床から巨大な木馬登場。